太陽フレアと黒点数(2012年03月18日更新) ※Mクラス発生

[リーマンさんより]
●3月18日~22日の「新月」までが重力不安定期
●週末の防災意識の練習。

[携帯の方へ]
ポリポリさんが加工されたチャートの方が見やすいです(リーマンさんのコメントも見られます)
→ポリポリさんのまとめへはコチラから

まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
3/18(NOAAリストより)
 05:32 M1.4 ☆(1434) ⇒03/19 12:32
3/17
 02:05 C1.9
3/16
 — —
3/15
 16:22 M1.9 ☆(1432)
 00:08 M2.8 ☆(1432)
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)
※()内は発生源
※本日分の値と時刻はNOAAのものです

[黒点数]※NICTの値
一週間の推移です。
 03月11日 103※
 03月12日 89
 03月13日 80
 03月14日 75
 03月15日 85
 03月16日 104※
 03月17日 89

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
03/11 sum13 Max4
03/12 sum22 Max6
03/13 sum11 Max2
03/14 sum11 Max3
03/15 sum23 Max5
03/16 sum20 Max3
03/17 sum23 Max4
※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
17日は「擾乱」でした。

[天文現象]
03/18 14時14分:春分(太陽黄経0゜、東京日出:05時45分、日入:17時53分)
03/21 09時40分:水星が内合(太陽の北03゜40.5’、光度5.3等、視直径10.9″)
03/22 00時08分:水星と太陽が最接近(03゜09.6’)
    23時37分:●新月

[静止軌道系チャート]

【携帯の方へ】
携帯の方で本BLOGからのリンクではチャートが見づらい場合はリーマンさんの記事内にある「注意報まとめ」のリンクをたどるとポリポリさんが作成されたページに飛べます。このページ内に【ETS8静止軌道磁場】がありますので、こちらをクリックするとポリポリさんが作成された「携帯でも見られるグラフ」をご覧いただけると思います。(ポリポリさん、いつもお疲れ様でございます。ぺこり)

[ETS8 MAMリアルタイム観測データ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称ク
リックでリアルタイムチャート表示)

[DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ] ※きく8号は運用終了しました※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[静止軌道電子【GOES】]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)

[黒点数など]
南半球の正面より少し東側に1437黒点群が出現しました。本日の黒点数は89個です。
現時点で地球の正面あたりにある黒点郡は1433、1434、1435、1437です。←あくまで目安です。

[黒点郡の動向]
1429はようやくカウントされなくなりました。また、1432の磁場タイプはβ型に戻りました。
1432の黒点数変化は20→4個と急激に減りました(大きさは昨日と同じくらい)。
1433の黒点数変化11→6個で、規模は昨日の半分くらいになっています。
1434の黒点数変化は4→3個で、こちらも昨日の半分以下の大きさになりました。
1435の黒点数変化は5→11個で大きさは変化なし。
1436の黒点数変化は1→3個で昨日より少し大きくなっています。
新しく出現した1437の黒点数は2個でした。

[フレアの発生状況]
フレアのX線チャートのレベルは昨日より少し下がりました。
宇宙天気ニュースとフレアリストのサーバが落ちているようなのでNOAAのテキストデータからの判断になりますが、早朝(05:32)にM1.3の中規模太陽フレアが発生しているようです。こちらの発生源は1434黒点群です。
1434黒点群は現在南半球のやや西側に位置していますが、影響範囲内にはいますので、念のため注意が必要だと思います。
M1.3以降は、1432で小さめなCクラスが1回あった程度のようですが、引き続き太陽の動向には注視したいと思います。

[CME到着予測]
北半球の西の端(?)でフィラメントの噴出があったようですが、CMEは地球へ向かってないようです(現時点ではCME到着予測はありません)。

[太陽風]
太陽風は650km/s前後のかなり高速な状態が続いています。西側に南北にまたがるコロナホールがありますが、現在、このコロナホールの影響下にあるようです。

[衛星関連]
●JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データの地球方向
チャートは相変わらずギザギザなままです。
03/17 09:28(UTC)と10:20頃に、極々弱い小さな反応があります。(日本時間だと03/17 18:28と19:20頃)
※重力不安定期間に入っているので、念のため+18時間後にはご注意ください。
※GOESに激しい乱れがありますので、JAXAチャートの継続監視が必要です。

●JAXA-DRTS ETS8 KP リアルタイムグラフ表示機能のElectron
昨日21時過ぎから、チャートがほんの少し乱れています。

●静止軌道電子(GOES13と15)
昨日、通常の動きに戻りかけたように思えたのですが、今日11時過ぎに激しい落ち込みがあり、チャートに乱れがあります。
念のため、JAXAチャートの監視が必要だと思います。

●プロトン
ようやく通常のレベルに近くなってきました。

※チャートの値は急激に変化しますので、可能な限りリアルタイムチャートで状況を確認するようにしてください。
※携帯の方でグラフが見づらい方は、ポリポリさんのサイトでグラフを見られると思いますので、そちらへアクセスしてください。

今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いて有り難うございます。

※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
※日本の静止軌道のチャートはJAXAからお借りしました
※CMEの到着予想はNASAのSPACE WEATHER LABの情報です
※ポリポリさんのまとめへはコチラからも飛べます

●静止軌道グラフ(JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データ)に現れる下向きのピークから18時間後の”前後1時間”を注意。
 ※下向きのピークがあった時刻(UT)+(UTと現地の時差)+18時間後が注意時刻
 ⇒日本の場合、UTとの時差は9時間なので、UT+27時間後の前後1時間を注意。
 ※直近(直前?)のピークと地震から補正時間が分かれば、注意時刻を補正してください。
※JAXAのETS8 MAMリアルタイム観測データのチャートは1目盛り=6時間なので、かなり見づらいです。時間の誤差に注意

アメリカの地震予想サイト

●Hi-net東日本地震分布 ※クリックで拡大

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